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zoom RSS 映画「ウルフハウンド(Волкодав)」

<<   作成日時 : 2014/08/16 16:49   >>

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フルタイトルは「ウルフハウンド 天空の門と魔法の鍵」、原題は「Волкодав из рода Серых Псов(Volkodav is roda Cerykh Psov」。2006年にロシアで公開されたSFXファンタジー映画です。日本未公開ですが、DVDとして日本語版がリリースされています。ロシア語と日本語の音声・字幕で収録されています。原題を訳すと「グレイドッグ族のウルフハウンド」なんですけど、邦題が微妙なのは仕方ないでしょうか。

この映画を知ったのは、ロシアのロックバンド「アリーサ(АлисА)」のミュージッククリップ、「На Пороге Неба(Na Poroge Neba/ナ・パローギ・ニェーバ) 」から。ちなみにこちらを訳すと「天空の門にて」でよさそう。

このクリップはこの映画を元に作られています。というか、実際にこの映画のセットを使って作られたようにも思います。映画の雰囲気はこのクリップを見ればわかるかもしれません。このクリップ、数年前に購入したアリーサのアルバムに同梱されていたのですが、これを見たとき、何の映画だろうと思いつつ、最近になってこの映画だと知り、しかも日本語版が出ていたということで驚いて早速DVDを購入した次第です。
(なお、映画ではこの曲は使われていません。残念)



内容は、中世の雰囲気漂う世界、どちらかというとローファンタジー的な、割とリアルな世界で繰り広げられます。

少年時代に両親を殺され鉱山奴隷とされた主人公が復讐のため立ち上がり、仇の狼の印を手がかりに自らをウルフハウンドと名乗って旅をする。そして街の領主の娘と出会うが、彼女は領地の危機を救うために政略結婚をするという。一方で彼女はその狼の印を持つ仇にも狙われていることを知り、彼はその婚礼の護衛につく、そんなあらすじの話です。

運命にあがなう主人公と、運命に従うものの領主の娘として常に毅然さを保ち続ける姫、それゆえにそれぞれ常に過酷な状況におかれ、でもそれにもかかわらず顔色ひとつ変えないところがこの映画の全般的な物悲しさを漂わせている気がします。見ている方としても、正直泣きたくなりそうなところも何度か。でもそんなところがこの映画の良さなのかもしれません。少なくとも私にとっては。

細かいところでは、伝統的振る舞いをみせるシーンが気に入っています。例えば、婚礼の旅立ちの場面、町の人々に感謝の意を伝え大きく腕を振り下ろすように頭を下げる仕草、祖先の霊を祀る場面、などなど。私はロシア史とか伝統などはあまり知らないので何ともいえませんが、ひょっとしたらこのあたりはロシアの昔ながらの土着文化を交えているのでしょうか。なんかそんな気がします。

あとは音声ロシア語というところが雰囲気あってよいですね。私はロシア語をそう聞き取れるわけではないですが。主人公の名前は私には「ワカダー」と聞こえてしまいます(子音単音が抜けてるだけなのでそれでもよいのかも)。

難点としては、話が過去と現在を織り交ぜていて話の展開が掴みにくかったところも若干あるのと(でも最近の映画をみるといつもそんな気がする)、全般的に暗めなストーリーなので万人向けではないと思いますが、私としてはとても良かった映画です。

p.s.
コウモリかわいい

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