Libretto L1 復活計画

購入してもう随分経つ Libretto L1、ほとんど使うことはなかったけれども、一応、まだ動作します。最近の NetPC のはやりもあり、普段使うリビングのデスクトップとは別に、寝室などで軽くネットにつなげられるような、そんなノートとしての復活を目論んでみました。

まずはおさらい。Libretto L1 のスペック。
  • CPU: Transmeta Crusoe TM5600 600MHz
  • メモリ: 128MB+128MB増設
  • 内蔵ディスプレイ: 1280x600
  • グラフィックアクセラレータ: S3 Savage IX
  • HDD: 10GB Ultra ATA
  • OS: Windows ME

とりあえずこんなところ。 Crusoe なつかしい。

で、復活ですが、 とっくにサポートを終えた Windows ME を使い続けるのは危険なので、OS は変えます。でも最近の重量級のOSにハードが耐えられるかどうか。Libretto L1 では XE ですら重いと聞きます。Windows7なんて選択肢は当然なし。動くかどうかさえわかりません。

そもそも旧式PCのOSにお金かけるくらいなら、最初から NetPC を買ったほうがいい…
ということで、 Linux を入れます。最近は旧式PC用に軽量化した Linux ディストリビューションもいろいろあり、これらの中から Puppy Linux を入れてみました。

パピーリナックス 日本語版公式サイト: http://openlab.jp/puppylinux/

Puppy Linux の要件:
  • CPU: Pentium 166MMX
  • RAM: 128MB(推奨256MB)

Librettoにはなかなかよさげ。

ということでインストールしてみましたが、なかなか手ごわい。かなり試行錯誤しましたが、下記の手順でどうにか入りました。

必要なもの(Libretto側):
  • Boot可能な外付け CD-ROM ドライブ(Panasonic KXL-830AN)
  • USBメモリ

本来は CD-ROM さえあれば起動するはずですが、なぜか上記の CD-ROM ドライブの場合、 Boot 後に最初に読み込むファイル pup-431JP.sfs が見つからない、といって起動しません。どうもカーネルのロード直後に CD-ROM ドライブが見えなくなるようです。ただしカーネルは、 CD-ROM ドライブに限らず接続しているドライブすべてをスキャンして pup-431JP.sfs を探すので、これら Boot 以降に必要とするファイルは USBメモリに入れておき、こちらを参照させます。

■ 準備
上記のように、媒体として、CD-ROMとUSBメモリを用意。
  1. オフィシャルサイトからダウンロードした iso イメージ (pup431JP.iso)を CD-R に焼く(試行錯誤するためCD-RWを使用)
  2. 焼いた CD-ROM の内容を USB メモリにコピー
  3. iso ファイル自身も USB メモリにコピー

■ 起動
まずは PuppyLinux が起動しないと始まりません。
  1. Libretto に CD-ROM ドライブとUSBメモリをセット
  2. 焼いた CD-ROM をドライブにセットし、 Libretto を起動
  3. → pur-431JP.sfs を読み込むメッセージが出ることを確認。たまに失敗することがあり、そのときは再起動してやりなおし。
  4. → 起動メッセージを見ながらしばらく待つ。
  5. キーボードの選択。 jp106
  6. Xserver の選択。 Xvesa
  7. → Xwindow 起動。このときの画面は 800x600
  8. Xvesa ウィザード表示。改めて 1280x600x24 を選択し、変更。
  9. → Xwindow 再起動。ディスプレイいっぱいにウィンドウ表示。
  10. 改めて Xvesa ウィザード表示されるので、 ok 押して終了。

■ インストール
無事起動したら、OS を HDD にインストールします。
  1. あらかじめ USB ドライブをマウントさせておくと、後述の iso ファイル指定が省略できる
  2. デスクトップの「インストール」をクリック
  3. インストール種類の選択で、ユニバーサルインストーラを選択
  4. →ユニバーサルインストーラ起動
  5. インストール先に「内蔵ハードディスク(IDEかSATA)」を選択
  6. インストール先デバイスに「sda」を選択
  7. インストール先パーティション選択。私の場合、「sda2」を選択(第1パーティションはwinMEが入っているので)
  8. USB ドライブをマウントしていない場合、 .iso ファイルのありかをきかれるので、
    USBドライブをマウントしてから、「ディスク」を押して /mnt/sdb1(usbディスク)/pup-431jp.iso ファイルを指定
  9. 展開インストールする場合、インストール方法で「FULL」を選択(まずはこちらを選択)
  10. →その他いろいろ聞かれる場合もあるが、インストール開始。
  11. GRUB のインストール。指示通りデフォルト設定、最後だけ MBR を選択。

だいたいこんなところ。

このあと再起動し、無事 HDD から Puppy が起動するようになりました。

この時点ではネットにはつながらないので、まだ NetPC の代替にはなりませんが、
このあと無線LANへの接続に試行錯誤したいと思っています。

この記事へのコメント

a-foo
2010年08月14日 12:48
同じような状況で悩んでいたので、大変参考になりました。
もちろん無事インストールできました。
2010年08月14日 18:38
無事インストールおめでとうございます。この記事を参考にしていただいて嬉しく思います。

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  • Puppy Linux 設定編

    Excerpt: Libretto L1 にインストールした Puppy Linux。 カスタマイズなど各種設定が続きます。 Weblog: クヴァルチーラ コーシェク racked: 2010-03-26 18:29